命
DATE 2019.06.04
お久しぶりです。
制作開始!と言ってから随分経ちました。
あれから生活の中で色々と大きな変化があり、
心はそっちに向いていたので、
「作る自分」は休ませていました。
そこで突然ですが、この詩を投稿します。
「もう少し」何となくそんな気がするので。
心がまた強く脈打っているのを感じます。
*
*
『生命の種』
生命はあふれるものだから
いつかしぼむもの
また花開くその日まで
萎れ、次の命に種を託す
同じ花は二度と咲かない
だけどその記憶を
種にしっかり込めて
その花は咲けた幸せを枕に
眠りにつく
そして また花が開く春が来る
してはいけないのは、
そのさみしい秋に その寒い冬に
焦って 咲かそうとしてしまうこと
花は咲かないときは 咲かないもの
花は咲くときには 咲くもの
だから ただ じっと待つ
さみしいね、と言いながら
寒いね、と言いながら
春、楽しみだね、と言いながら