才能と自信
DATE 2017.09.13
こんばんは!
今日はイベントの感想とは違い、この活動をする中で感じたことを書いてみようかなと思います。
何か夢を描いたとき、やりたいことを見つけたとき、一番障害になるものは何でしょうか?
ぼくは「恐れ」と「人の目」だと思います。よく「舗装された道路じゃなく、誰も踏み入れたことのない道を歩きなさい」と耳にしたり、目にします。
本当にやりたいことをやるとき、その先はわからないことだらけ、怖いものです。だって、自分のやりたいこと・成し遂げたいことが、他の誰かがやりたいことと全く同じことなんて絶対にないのだから。
また、「そんなに甘い世界じゃない」「現実を見なさい」と心配して言ってくれる人もいます。
だけど、だからといってその人が未来の自分も含めて、全てを知ってるわけじゃない。これからのことは誰にもわからない。ただ、ぼくの「恐れ」を汲んで言ってくれた部分もあるでしょう。
だけど、その恐れをほんの少し上回るハートがあるか、そして「自分は成し遂げる可能性を持っているんだ」という自信さえあれば、才能やスキルのあるなしや他人の思う現実なんかじゃなく、自分の心の向きを向いて走っていいんだ、と強く感じました。
モノづくりにおいて、ぼくには大した才能はないと思います。特別絵が上手いわけでもなく、伝え方も今のところは粗削りで不器用さが目立ちます。「これじゃ難しい」と言われたことも当然うなずけます。そして、「自分には無理なんだ」と思ってしまいそうになったこと、思い通りに作れなくて挫折しそうになったこと、時間をかけて作っても何も伝わらなかったこと、何度もあります。
だけど、やりたいことをするということはこの上なく楽しく、そしてこの上なく苦しいことでもあるんだと思えたとき、心が芯から燃えてくるのを感じました。
「苦しむ覚悟」というと、大げさですが夢や目標に向かって歩くことは決して楽ではなく、転んで傷つくことを心に決めることなんだなと思いました。
たった一つ与えられた自分の命。恥ずかしいと思われたって、イタイと思われたって、墓場までずっと連いて来れるのは自分のみです。「やりたい」という気持ちを思いっきり抱きしめて、「できる」と信じること。
誰がなんと言おうとそう本気で思い込み、努力を続けるために自分の気持ちの熱を信じ続けられること。
それが本当の才能だと思います。