最近「スナフキン」のセリフ集のようなものをネットで見つけ「あ、すごいな！」と思って絵本を買って読んでみたら、、、

感動しました！

物語の中にこんなやりとりがあります。

ムーミン：

「チューリップは　あたたかいほうが　すきなのに、どうして　わざわざ、

これから　さむくなるときに　うえるの？」

ムーミンママ：

「チューリップに、ちゃんと　ふゆ　をおしえてあげなくちゃ

はるが　きたって　わからないかもしれないでしょ。」

「それにね、なぜだか・・・。いまから　うえて、じめんの　なかで　ふゆを　こさせないと

きれいな　チューリップが　さかないのよ。」

ムーミンのともだちである、スナフキンは冬になると春まで旅に出かけるのです。

そしてムーミンは冬眠をしなければならないのです。

そのさみしさに耐えれなくなっていたムーミンにママが言った言葉です。

「いつもいっしょにいたい」「ずっといっしょにいたい」

大好きな人とはそうでありたい、と願ってしまうもの。

だけど　大好きであれば大好きであるほど、

お互いの中にある「ひとりぼっち」を忘れてはダメなんだと思いました。

きっと　大好きな人と

本当に幸せな瞬間を分かち合うために

スナフキンは旅に出て

ムーミンは冬眠するのだと、

そう感じました。